半年後の自分が、今日の自分より若返っていたらどうしますか?
疲れた目元がパッチリと開き、口もとのほうれい線は薄くなりピンとハリのある頬。
くすんだお肌も明るくツヤツヤになり、表情までも生き生き。
髪の毛のコシと艶が蘇り、ボリュームのあるヘア。
朝の目覚めがスッキリし、身体も軽いし一日中元気で活動的。
老化は止められないし、努力して遅れさせても若返ることはない。。。
若返る方法なんて無い、
そんなおとぎ話みたいなことあるわけない。
そう思っていらっしゃる方も多いと思います。
人間に備わる長寿機能
ところが近年、人間に本来備わる「長寿遺伝子」なるものがにわかに騒がれるようになりました。
科学者の間ではかなり以前から研究が進められていたのですが、
わたし達の身体には本来備わる機能「長寿遺伝子」が存在するというのです。
それが「サーチュイン遺伝子(Sirtuin、SIRT1)」、「長寿遺伝子」、「若返り遺伝子」とも言われる遺伝子です。
サーチュイン遺伝子
「サーチュイン遺伝子」とはわたし達の身体が生命の危機に瀕した際、生命維持装置として起動する遺伝子の事を言います。
わたし達の生命がが少しでも長持ちするように、細胞レベルでの活性化を行う遺伝子です。
細胞レベルでの活性化が行われると、老化が止まるだけでなく、なんと、若返っていくというのです。
普段は活性していないこの遺伝子ですが、ある条件下で活性化します。
この2頭の猿は人間でいうと70代後半の年齢に達しています。
左の猿は顔も毛並みも年相応の老化を迎えています。関節炎や糖尿病も患っていて、老化現象も顕著ですが、通常の老化の状態です。
充分な栄養の食事で飼育されていました。
右の猿は毛並みも良く、顔付きや動きも若猿のような雰囲気を持っています。関節痛や持病もなく全くの健康体の状態です。
この猿は20年以上に渡り通常の食事から30%オフのカロリー制限を続けています。
常に満腹にならず、30パーセントオフのカロリー制限を維持することで、生命維持装置であるサーチュイン遺伝子が発動している状態です。
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サーチュイン遺伝子を発動させる方法
それではサーチュイン遺伝子のスイッチをオンにするにはどうすれば良いのでしょうか?
それは空腹の状態を維持することです。
空腹の状態を維持すると、細胞レベルでは生命維持装置のスイッチがオンになります。
サーチュイン遺伝子の発動です。
具体的なやり方
- 一日の総摂取カロリーを1400キロカロリー前後に抑える(30%オフ)
- 一回の食事は腹5分目から7分目に抑える
- レスベラトロールを摂取する(ポリフェノールの一種)
バランスの良い食事を心掛けて、少しずつ食べるのが良いようです。
レスベラトロールですが、ポリフェノールの一種で、ぶどうの皮やピーナツの皮などに含まれる栄養分です。
食事中に適度な量の赤ワインを飲むのはやはり健康に良いという事ですね。
無理のない範囲での食事制限が基本
何れにしても昔から言われているように、粗食は健康のために良いようです。
ファスティングなどの無理な食事制限は控えて、無理のない範囲で粗食と腹7分目を心掛ける事が一番簡単に行える方法ではないでしょうか。
早速、今夜から腹7分目の食事を始めてアンチエイジンを始めてみましょう!
伶花
2014Beauty Institute 杉澤伶花の記事をリブログしました。
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