脱サラしてフリーになって約一年半が過ぎました。

主にweb関連のお仕事を行うフリーランスとして活動しています。

ちょっと前からフリーランスになりたい人や、副業を始めたい人からわざわざ改まってご相談をいただくことが多くなりました。

個人的にはフリーになって良かったことしかないのですが、人によってはデメリットしかない場合もあるし、自分に合った働き方をおすすめしています。

そこで今回は、私が相談された事のまとめとして、まずはフリーランスとしてお仕事を始めたい人のために、基本の基本からお話ししてみたいと思います。

フリーランスとは?

フリーランスとは、企業や団体などに所属せずに仕事をしたり、活動する形態を取っている人のこと。

私のようにweb関連のお仕事を主に行なっている場合もありますし、例えばピアノ講師や日舞の講師。個人商店を経営されている方もフリーランスと呼べます。

企業や団体に所属しているサラリーマンが加入している厚生年金や健康保険は、フリーランスでは加入できません。

フリーランスは各個人で国民年金や国民健康保険に加入します。もちろん全額自己負担。

サラリーマンの年末調整にあたる確定申告など、税金に関する申請なども全て自分で手続きをしないといけません。

さらに有給休暇などとは別次元の世界の話だし、土日や祭日などの定期的なお休みもありません。

お休みが欲しい時は自分の生活スタイルやお仕事のスタイルに合わせて、各自で設定します。長期休暇が欲しいのなら、取るのは自由。

ただし、ただの給料のない期間になってしまう場合もありますが。。。

フリーランスとは、
企業や団体、組織などに所属しない状態で、
お仕事や活動をしている人のこと全般を言います。

フリーランスでお仕事をするには何が必要?

フリーランスのお仕事のしかたは、正直言って人それぞれ。

企業や団体などに業務委託という形で委託されている場合もあるし、自発的にお仕事を創り出して、必要としてくれている人に提供して収入を得ている方もいらっしゃいます。

この場合、持っておくべきスキルとして必要なのは、まずは営業力。

自分、または自分の技能という商品を売り込む力が必要です。

営業マンとして注文が取れたら、今度はその商品自体を提供するための技術力が必要です。

例えばライターだったら実際に記事の作成を行います。

そして、今度は精算。

実際の作業分の請求書を作って発行。集金、管理。

経理部門のお仕事です。

それから年ごとには確定申告などの税金関連のお仕事もあります。

言わば、一人で一つの企業の各部門を全て担っている感じ。

フリーランスには自分一人で
企業の各部門全てを担って行う力が必要。

フリーランスのお仕事はどこでやる?

フリーランスとしてお仕事をする場合、主には在宅での作業になることと思います。

事務所費用がかからないので、一番効率が良い。

自宅を事務所として活動する場合は、事務所費として経費として申告することができます。

中には、明確にプライベートとの差別化や、気持ちの切り替えのためにカフェやワーキングスペースに出向いてお仕事をする方もいらっしゃいます。

また、自宅の一室、または別に事務所として作業のための「仕事場」を構えてお仕事をする場合もあります。

持ち運びできるパソコンでできるお仕事に関しては、基本的には場所を選ぶことはないので、webに繋ぐ必要のある作業がある場合は、ネットに繋がる場所ならどこにいてもお仕事はできます。

フリーランスの仕事場は、
仕事の仕方によっては場所を選ばない。

フリーランスになるには

企業や団体、組織に所属してお仕事をしているのではないのなら、今この瞬間からフリーランスを名乗ることは可能です。

自分の得意な技能を商品として、すぐにでもお仕事を開始してください。

まずは自分の得意分野や、特殊技能を見極めて活動を開始しましょう。

フリーランスになるには、
自分の得意分野や特殊技能を見極めることが第一歩。

フリーランスがお仕事を見つける仕事サイトは?

今日からフリーランスになる!

と決めては見たものの、コネもないしツテもない。おまけに営業力もない。

そんな時は、クラウドソージングに登録するのが一番の近道。

お仕事を依頼したい人が、「こんなお仕事できる人いますか?」と募集をしているので、そこに手を挙げてお仕事を獲得しましょう。

人気のあるお仕事にはもちろん応募が殺到しますので、多少なりとも自分を売り込む力が必要です。

また、商品となる自分の技能や得意分野などをポートフェリオとしてまとめて、自分プレゼン用の資料を準備するのも、狙ったお仕事を獲得するポイントです。

クラウドソージングの草分け:ランサーズ

言わずと知れた、クラウドソージング業界の草分け的存在がランサーズです。

優良企業からのお仕事提案が多く、安心してフリーランスとしての活動を開始することができます。

また、ランサーズのアウトソージング部門を通じて、大手企業などの案件の募集も多く取り扱っています。

クラウドソーシング「ランサーズ」

スキルを売り買いできる:coconala

お仕事をする方としても欲しいものを探す方としても楽しく参加できるcoconala。

自分の得意な事の売り買いを行うことができます。時間単位や案件単位など、値段設定も自由。

フリーランスなら必ず抑えておきたいサイトです。

どんなお話しでも!お話相手になります 元キャバ嬢・秘書経験の聞き役のプロです。
招待コードを利用して登録すると300ポイントプレゼント!

軽めの案件なら:クラウドワークス

初心者が入りやすいのはクラウドワークス。

ただ、依頼者側も初心者が多い印象。初心者向けのアンケートやタスクなどの軽めの案件も多く、取っ掛かりとしては入りやすいサイトです。

クラウドワークス

ライティングが得意なら:ザグーワークス

文章を書くことが得意なら、ライティング案件に特化したザグーワークスがおすすめ。

スキルや経験に応じて高単価案件にも挑戦できます。

https://works.sagooo.com/

クラウドソージングを利用する際の注意点

初心者がクラウドソージングサイトを利用してお仕事探しをする際は、必ず出品者の評価や過去の実績などを良く読んで判断するようにしましょう。

こちらが初心者であるように、もちろん依頼者側も初心者である場合も多いです。

ただの初心者なら良いのですが、中には単に人集めが目的だったり、マルチ商法の勧誘だったりという場合もあります。

クラウドソージングでお仕事をする場合の利点として「webネーム」での活動が可能ですが、反面、そのような悪質なクライアントやワーカーが活動しやすくなっているのも確かです。

また、納品した商品に対して過度のクレームや難癖を付けて依頼自体をキャンセル扱いとしてしまい、納品した商品をタダで持っていかれてしまうという事例もあるようです。

そんな方は、過去にも同じ手口を使って、納品物を「持ち逃げ」している場合も多いようなので、初心者に限らず注意が必要です。

クラウドソージングサイトでは、身元確認をしっかりと行うシステムがあります。その情報をしっかりと確認し、過去の評価や実績を隅々まで確認した上で、お仕事を提案するなどの注意が必要です。

お仕事の依頼や、受注をする際には、
身元確認が取れている人であるか、
過去の評価や実績がしっかりとしているか、
を必ずチェックすること!

フリーランスはお仕事好きな人におすすめ!

フリーになって気付いた事は、フリーランスになる人は、何だかんだ言ってお仕事好きな人が多い気がします。

前述したように、土日も時間も関係ないし、始めた頃には時給の概念もブチ破れてしまう環境になるのは必至です。

それでもたった一人で黙々とお仕事できるのは、やっぱり好きな分野だからなのかなと。。。

なので、金銭も昼夜も問わず没頭できる「何か」を持っているなら、フリーランスはおすすめ。

プライベートとお仕事をきっちり区切って行いたい、煩わしい税金関係の事は考えたくない、時間通りに働きたい、毎月きちんと決まった額のお給料が欲しいという方は、もしかしたら企業や団体に属して働く方が向いているのかもしれません。

誰でも今すぐフリーランスを名乗る事は可能ですが、自分に向いているのか向いていないのかをきちんと見極めて活動を開始しましょう。