フリーランスとして生活を始めてほぼ4ヶ月経ちました。

自由っていいな。

を毎日実感している杉澤です。おはようございます。

というのも、先日母が転倒して骨折してしまい、入院生活を送ることになってしまいました。

しかも利き手である右手の手首を複雑骨折というなんともドジなやらかし。

もちろんフリーな私が病院通いと「パシリ」をこなす日々であります。

フリーランスのメリット

緊急事態に対応可能なこと

母の入院している病院は、個人経営でアットホームな優しい看護師さんばかりの病院。

でも、圧倒的な人員不足のため、週に3回の入浴はできるだけ家族の介助で行うことになっています。

できるだけということなので、どうしても家族の都合がつかない人は看護師さんが介助してくれるのですが、母曰く「遊び人」の私がいるので、「娘がいるから大丈夫」と颯爽と看護師さんの入浴介助のお断りをした模様。

母世代にはフリーランスのお仕事をしている私は「遊び人」に見えるようです。

まあ良いですけど。。。

そんな母は入浴前に、ギプスが濡れないための装備を看護師さんからやってもらっています。

右腕の肘から手首にかけてギプスをしているので、大きめのビニール袋の中に右腕を肩下辺りまですっぽりと入れて、ビニールテープで固定する重装備。

それで私はと言うと、ビニールの前掛けをしてお風呂に入れるんですけど、このビニールの前掛けが暑くてたまらない。

シャワーの温度を低め(ほぼ水)で設定しても夏場に着衣でお風呂場にいるのはキツイ。

どうせ2人きりだし、3回目あたりからは私も全裸で水にあたりながらキャッキャ言って楽しく入浴しています。

そんな、入院時の夏の貴重な入浴タイムですが、月水金の10時から15時までが女性の入浴可能時間とのことで、その間の都合の良い時間に予約を入れて入浴します。

平日の日中。

私が会社員だったら、まず時間の都合はつかない時間帯。

夏場だし週3の入浴は絶対に外せないイベントです。

入院になったタイミングが良いと言うかなんというか、私が会社員だったらまず叶わなかった母の平日昼間のシャワータイム。

母の代わりに行う役所や銀行などの雑用。

頻繁な病院での付き添い。

遊び人(フリーランス)になってて良かった。

フリーランスではなかった時の乗り越え方

実は数年前には娘が大病で手術を受けました。

その時はまだ会社員だったので今回のようにはいきませんでした。

わずかに(だいぶ)ブラックの香る会社だったので、連続で有給休暇を取るのはなかなかの難事。

理由が理由なのにね。

その無言の圧力に私が主張できなかったせいかもしれません。

ここが一番の社畜の怖い習性ではありますが。

さすが手術の前後はクビになっても良い覚悟で連続有休を取りましたけども。

結局その年の有休を使いきり、それ以上休みました。

でも、黙って給料から引いててくれれば良いのに、引かない代わりに「お小言」を頂戴いたしました。

有休を使い切ったら、その分は給与から差し引きでチャラ。

って規定があるのに。

そんなものは覚悟で届けを出してるんですけど。

周りに迷惑を掛けてるのもわかってるから、給与が減っても文句言う訳ないのに。

まあ、旅行に行くから連続で休暇を取って足りなかったら給与から引いてね。

と言っているならまだしも、娘の大病の事情は知っているはずなのに「お小言」はくれんでも良いやろ。

そう言うお小言を垂らす役員(ファミリー)たちは、私事で会社を空けるのが当たり前の会社でした。

業務的に私にはバレバレ。

いや、一般社員たちにもバレてたけど。

今考えてもやっぱりブラックっぽい。

遠くの病院だったこともあり、まず個室を取ってもらってほぼ病室に寝泊まりして会社に通う日々。

シングルマザーなので手の掛かる夫もいないし、一人娘なので、他にお世話をしないといけない子供もいなかったからまだ良かったけど。

会社が終わったら家に帰ってお風呂とか雑用

そのまま病院(車で1時間は掛かる距離)

病室に泊まって朝一旦家に帰る

会社に行く

先頭に戻る

と、入院中はこんな生活でした。

ずっと点滴をしていたので、夜中も1〜2時間おきにトイレに連れていかないといけなかったし、先生や看護師さんたちもしょっ中病室に様子を見に来てくださいます。

それでなくても硬いコットみたいな簡易ベッドは硬くて眠りは浅め。

病院が遠いのが一番のポイントでしたが、体力的にキツかったのを覚えています。

あと、同僚たちに迷惑を掛けること。

入院自体は術後の娘の回復が早かったので、車椅子に乗せて病院中を探索して回ったり、他の科にいる同級生の医師や看護師を訪ねたり、娘とべったりで楽しい入院生活でした。

デメリット

働かないと報酬はないこと

フリーランスになって

緊急事態の時の対応力の高さは大きなメリットの一つです。

仕事は別の時間を削ってでもできます。

デメリットは仕事ができなかった分の報酬が減ることくらい。

それは仕方ないし、他の事で手を取られたからとは言え、自分のペース配分が上手くいかなかっただけのこと。

メリットの方が多い

今の所他のデメリットは思いつきません。

次の難所は年明けの確定申告あたりにやってくるとは思いますが。

その時はまた、メリットとデメリットを更新したいと思います。

 

伶花